はじめる前に知りたい◎似ているようでも違う!在宅ワークと内職

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”在宅ワークと内職”実は法的にも違うって知ったいた?

家で好きな時間に作業ができるという点で、在宅ワークと内職はよく似ています。実際、家にいながら仕事をしたい人の中には、あまり違いを気にせずに両方の求人を見ている人もいるのではないでしょうか?

しかし、この2つ、実は法律上、明確に違うものなのです!内職をしている人は法律上”労働者”であり、在宅ワーカーは”個人事業主”。それはいったいなぜで、その違いが働く上でどのような影響を与えるのでしょうか?

それぞれを詳しく見てみましょう。

内職とは?

内職は”家内労働法”という法律でカバーされています!この法律によって内職の仕事は以下のような決まりがあります◎

  • 内職をする人は、依頼主に雇用された被雇用者=労働者
  • 作業は、依頼主から原材料を受け取り、完成品を納品する
  • 作業ごとに最低賃金が決まっている
  • 支払いは、1ヶ月以内に伝票などをもとに行われる

内職は1件いくらで報酬が支払われますが、依頼主との関係は時給や月給の仕事と同じように”雇用”ということになります。そのため、報酬である工賃も完成品を収めてから1ヶ月以内に依頼主が納品伝票などから計算して支払ってくれます。

また、単価が低いというイメージがある内職ですが、法律で作業ごとの最低賃金が決まっています。この金額を確認したうえで、求人の単価と比較すれば、その会社が法律を守っている会社であったり、最低賃金に比べて割のいい工賃を払っている会社であるなど、会社を評価する一つの基準になります。

また、原材料の受け渡しがあるため、求人には〇〇区に在住の方、××まで受け取りと納品に来られる方、といった条件が付いている場合があります。求人が掲載される媒体も新聞の折り込みチラシや地域の情報誌中心です。加えて、自治体の担当窓口で紹介してもらう、という方法もあります!

在宅ワークとは?

内職が家内労働法で守られているのに対し、在宅ワークにはそういった法律がありません。そのため、内職とは異なる点が多くあります。

  • 在宅ワーカーは依頼主から仕事を請け負う=個人事業主
  • 作業はデータ入力のような単純作業から、CADや翻訳など専門知識のいるものまでさまざま
  • 最低賃金は決まっていない
  • 支払いは請け負った側が請求書を発行し、両者が合意した日付で支払われる

在宅ワークは新しい働き方のため、法律の整備が追い付いていません。厚生労働省がガイドラインを作成していますが、強制力のあるものではないのであくまで目安です。そのため、同じような作業内容でも単価に数倍の差があることもあります。

在宅ワークの定義としては、情報機器(パソコンや電話)を使ったもの、とされています。電話を使った在宅ワークとしては、秘書代行やテレホンアポインターといったものがあります。テレホンアポインターの仕事では、”契約1件につきいくら”というような”作業量=報酬”ではない仕事もありますね!

また、支払いに関しても在宅ワークでは、請け負った側が請求書を作成します。在宅ワーカーを多く採用している会社では、システム上で作業件数を入力するだけでよく、あまり、請求書という意識はないかもしれませんが、基本的に作業をした側が作業内容を申請しないと、会社が計算して支払ってくれるということはありません!

在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン(厚生労働省)

内職と在宅ワークどちらがいいのか?

これは難しい問題です。まず、内職の場合は、原材料の受け渡しができる範囲に募集している会社がないとそもそも応募することができません。それに対して、在宅ワークは作業も面接もインターネット上で完結することが多く、住んでいる場所に縛られずに応募できます

しかし、内職をする人が法律で守られているのに対して、在宅ワークは法律での決まりはありませんから、求人の良し悪しを見極める公的な基準がないのが現状です。内職の求人にも原材料代を支払わせるような(これは詐欺の可能性が高いですから注意してください!)悪質なものもありますが、心配であれば、法律と照らし合わせたり、自治体から紹介してもらう方法を選だりすれば、安心でしょう。

作業に関しては、内職は基本的に単純作業が多く、慣れてしまえば”作業時間=報酬”となるのに対し、在宅ワークでは必ずしもそうなりません。しかしながら、1つの会社で長く続けて責任ある仕事を依頼されたり、何らかの専門知識があったりした場合には、在宅ワークの方が高収入を見込めるといえるでしょう。

まとめ

”内職と在宅ワークどちらがいいか”という問題は、

  • あなたがその仕事に何を求めるか
  • 作業への適性
  • 目標の収入
  • 住んでいる場所
  • 専門知識の有無

といったことが、複雑に関係するため一概にはいえません。しかしながら、どちらの仕事を選ぶにせよ、一時的な仕事と考えるよりは、”長くつづけられるか?”ということを念頭に置いて仕事をみつけた方が、内職・在宅ワークの場合はいいでしょう。

短期的なスパンで働くことを考えている人は、登録制のバイトやパートなどの方が効率よく収入を得られる場合が多いからです。どちらにしても、せっかく新たに始めるならば、なんとなくではなく、ご自分に合った仕事をいろいろな面を考慮して探してください。

次回は、在宅ワークとパートの違いについてご説明します!

 

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