在宅ワークをするなら知っておきたい税金のこと!”扶養内で働く”とは?②

扶養 在宅で働きたい方向け

社会保険の負担しないために”扶養内で働く”

”130万円の壁”といわれているのがこちらの扶養内です!
収入がこの扶養内に収まっていると、社会保険料と年金を負担せず、これらに加入することができるので、実際にはこの壁を意識している人が多いでしょう。

先ほどの所得税控除の扶養に関して”150万円まで同じになった”といいましたが、仮に150万の給与所得になってしまうと、ご自身での健康保険料と年金の負担が発生してしまうので、控除額が同じでも、実際の所得はその分減ることになります。

社会保険の扶養を一度外れてしまうと、翌年簡単に戻ることができない場合もあり、こちらの”壁”の方がより注意が必要です!

これ以外にも会社の扶養手当や住民税の課税/非課税などそれぞれの基準となる”壁”があるので、”扶養内で働く”と考えるならば、税や制度をよく理解し、もっともお得な働き方を考える必要がありますね。

在宅ワーカーが注意するべき”〇〇の壁”

”〇〇”の壁が話題になるとき、その金額は”給与所得”であることが一般的です。
白色申告と青色申告記事②でも触れたように、パートやアルバイトの給与所得者は、”給与所得控除”によって65万円が控除されているからです。

給与所得控除は実際には給与額に応じて異なりますが、扶養内での働く場合には、下限の65万が適用されます。つまり実際の所得は給与額から給与所得控除を引いた額になります。
給与が103万であれば、所得は38万円です。

しかし、在宅ワーカーにはこの”給与所得控除”がありませんから、確定申告において、経費を計上しなかったり、青色申告特別控除を受けたりしない場合には、”103万円の壁=38万円の壁”となります。その他の金額についても同様です。

在宅ワーカーは損ってこと?

”給与所得控除”がない分、在宅ワーカーは損だと思ったあなた、それは違います!
もともと給与所得控除は、給与所得者は個別に経費の申告ができないため、おおよそ必要だろう金額を控除しています。

その代りに在宅ワーカーの場合は、経費を実費で計上できます。賃貸住宅に住んでいれば家賃も含まれますし、電気代やインターネット代なども含まれます。詳しい経費の考え方については、ダブルワークと経費を参照してください。
ただし、支払名義人が配偶者の方の場合の取り扱いなどは、国税庁のホームページなどをご確認ください。

とはいえ、PCを使った在宅ワークを扶養内でしている場合、”実費の経費だけでは65万円にはならない!”という人の方が多いでしょう。青色申告を行うことで、10万円または65万円の青色申告特別控除を受ければさらに扶養内の所得を増やすことができます!

特に65万円の青色申告特別控除を受けるためには”複式簿記”が必要になりますが、専用のソフトウェアを使用すれば、複式簿記を意識せずに帳簿をつけることができます。ソフトウェアの費用がかかりますが、もちろんこれも経費に含められますよ◎

つまり、

  • 収入ー経費ー65万=所得合計

となって、給与所得の人よりもお得になります!
青色申告に関する詳しい内容は、末尾のリンクから白色申告と青色申告に関する記事を参照してください。

※控除額は2019年現在のものです。
”扶養内で働く”の2つの意味を理解していただけたでしょうか?
在宅ワーカーが扶養内ぎりぎりで働こうと考える場合、報酬の合計だけでなく、経費についてもあらかじめ計算しておく必要があります!
こまめに帳簿をつけるのは大変かもしれませんが、少なくとも今の時期に、これまでの報酬合計と経費を計算し、残りの4か月間にどの程度の報酬をを得てもいいのかを確認しておきましょう◎
再度いいますが、12月になって、扶養内の金額を超えてしまったことに気がついても遅いですよ!
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