在宅ワークをするなら知っておきたい税金のこと!”扶養内で働く”とは?①

家族 在宅で働きたい方向け

”扶養内”の意味は2つあるって知っている?

”扶養内で働いている”といったとき、あなたは何を思い浮かべますか?
実は”扶養内で働く”という言葉には2つの意味があるのです!
その2つの意味とは…

  • 所得税で優遇を受けるために”扶養内で働く”
  • 社会保険の負担をしないために”扶養内で働く”

簡単にまとめるとこのようになります。
在宅ワークに限らず、扶養内で働くということを考るとき、どちらについてなのかを明確にしてヶ計算してください。

そして、自分はいくらまでの所得なら扶養を受けられるのか、を正しく知っておきましょう。
12月になってから、”収入がわずかに扶養内の基準額を超えてしまった!”と慌てても間に合いませんよ!

国税庁のページ

※本記事は配偶者(扶養者)の方が会社にお勤めの場合を前提としています。配偶者の方が個人事業主の場合、確認の必要な条件などが異なりますので、国税庁のホームページなどをご確認ください。

所得税で優遇を受けるための”扶養内で働く”

よく、扶養内で働きたいなら”年収を103万にする”と聞きますね。”103万の壁”なんて言葉も。ししかし、2018年からは制度が変更になり、扶養者の年収によって”壁”の金額が異るようになりました。

配偶者控除とは?

扶養者が一般的な会社勤めの場合に、配偶者の給与収入が130万円以下ならば、年間の合計所得に対して受けられる控除です。以前は一律でしたが、2018年からは扶養者の合計所得によって金額が異なるようになりました。

  • 900万円以下…控除額38万円
  • 900万円超950万円以下…控除額26万円
  • 950万円超1000万円以下…控除額13万円

ところで、このとき控除を受けるのは”扶養されているあなた”ではなく、”扶養している配偶者”になります。

配偶者特別控除とは?

配偶者控除と似た言葉に、配偶者特別控除があります!これは、配偶者控除の収入制限を超えてしまったときにわずかな収入の差で課税額が急に増えることを避けるため、段階的に増やすような仕組みです。こちらも2018年に基準となる配偶者の給与所得と控除の額が変わりました。

例えば、扶養者の年収が900万円以下の場合…

  • 103万円超150万円以下…38万円
  • 150万円超155万円以下…36万円
  • 155万円超160万円以下…31万円

以下段階的に

  • 185万円超188万円以下……3万円まで

あれ?と思った方はいますか?そうなんです!2018年の法改正で150万までは、控除額が103万円までと同じになったのです◎ですから、2018年以降は”103万円の壁”ではなく、”150万の”壁になったわけですね。

ただし、扶養者の合計所得でこの金額は変わりますので、”家庭(2人合計)の収入を最大にする”金額がいくらなのかを、ご家庭ごとに正しく知る必要があります!

※控除額は2019年度現在のものです。

次回は…

今回は所得税で控除を受けるために扶養内で働くとはどういうことか、についてご説明しました!
次回は社会保険料を負担しないために扶養内で働くとはどういうことか、とこれらの制度を理解する上で在宅ワーカーが知っておくべき点をご紹介します◎

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